長女の時は普通妊娠だったのですが、2歳違いくらいで二人目を、と思っていたのが、なかなか授からず、長女も幼稚園に入るような年齢になっていました。
幼稚園で仲良くなったママさんに「私も、通っていたんだけどいい病院知っているから1度行ってみたら」と教えてもらったのがきっかけで、不妊治療をすることになりました。
それまで不妊治療は全く考えていなかったので、教えてもらえて本当によかったのと、たぶん治療をしていなかったら、自然妊娠は難しかったと思うので、そう考えるとあの時紹介してくれた友達に本当に感謝です。
不妊治療のおかげで、我が家のかわいい双子に出会えたので、不妊に悩んでいる人たちが、不妊治療でどんどん赤ちゃんが授かっていって欲しいな~って心から思いますね。
双子妊娠までの治療の流れ
担当の医師からは、テンポよく進めていったほうがよいということを言われ、私もあまりのんびりと治療をしていくつもりもなかったので、治療は先生の考え通りに進めてもらうことにしました。
まずタイミング法を1回、失敗。
次は人工授精2回、失敗。
ここで、体外受精をすっとばし、妊娠できる確率が高くなる、顕微授精をすることにしました。
採卵できたのは、13個。
そのうち、顕微授精で受精できたのは7個。7個の受精卵ができました。
その受精卵1個をお腹に戻し、失敗。
次も受精卵1個をお腹に戻し、失敗。
3回目も、失敗。
この時点で、残りの受精卵は4個です。
ここで、着床の確立を高くするため受精卵を2個お腹に戻してもらうことにしました。
が、これまた失敗。
もう残りの受精卵は2個だけ。
採卵して、また再度やり直すという選択もありましたが、最後残る2つの受精卵が着床しなかったら、もう不妊治療はやめようと思いました。
最後の治療ではありましたが、なぜかもう腹はすっかりくくられて「できなかったらどうしよう~」とかそういう気持ちは全くなく、今までで一番気持ち的に落ち着いて治療を受けれました。
もうやるだけのことはやったという気持ちが大きかったのかもしれません。
そして、結果発表。
妊娠。しかも双子。
2個とも着床してる。
嬉しかったですね~。
→ 双子が欲しい!実際に、私が双子を授かった 双子の妊娠方法とは
この記事にも書いているのですが、実はずっと双子ちゃんが欲しかったんです。
でも、二人目不妊で、双子なんて贅沢なんて言ってられないから、もう双子云々はどうでもよく、とにかく一人でもできればという思いで不妊治療をしていたので、双子が欲しい~!なんて思っていたことなんて、はるか昔のかすかな記憶といったところでした。
双子妊娠と不妊治療
こうやって後になって考えてみると、二人目不妊になったのにもちゃんと意味があって、双子家系でもなんでもない私が、普通に妊娠していたら、絶対に双子は授からなかったと思います。
二人目ができなくて、不妊治療をするという選択肢をもらって、受精卵を二つお腹に入れたことで、双子を妊娠するという願いを叶えられました。
この願いを叶えるために、受精卵を一つづつお腹に戻していたときは妊娠できなかったんだな~と思ったり…
女の子の双子と願っていたので、もしかしたら受精卵2個戻したときの1回目失敗したのは、男の子の卵?だったから?なんて勝手な想像してみたり…。
双子妊娠したときは、その嬉しさと不思議さでしばらく興奮が収まらなかったです。
このあと、大変な双子育児が待っている…なんてつゆ知らず、わーい!わーい!(*´▽`*)なお気楽妊婦生活を送らせてもらいました。。。
不妊治療は体や精神的な負担もあったはずなのですが、げんきんなもので、妊娠すれば不妊治療の大変さも忘れてしまい、自分が不妊に悩んでいたことなんてすっかり忘れてしまいます。
赤ちゃんが授かれば、もうそこからは普通妊娠も不妊治療を受けての妊娠も変わらず、皆同じにママになっていきます。
不妊、不妊治療を意識しているときは、本当にそのときだけ。
今となっては、あの病院に通っていたことが懐かしくいい思い出です。