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二人目欲しいけど、一人目の出産がトラウマで赤ちゃん産むのが怖い。

タイトルの『二人目欲しいけど、一人目の出産がトラウマで赤ちゃん産むのが怖い。』

実は、こういう人いっぱいいると思います。
私もそうでした。

二人目が欲しい欲しいと言いながらも、心の奥底ではもう赤ちゃん産むのは嫌だよ~っていう気持ちありました。

だから、なかなか二人目が授からなったのかも…って今になって思います。

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お産は痛い、怖くて当たり前。だけど、あなたは本当はどうしたいの?

一人目の出産が難産だった人は、出産に対してトラウマになるのは当たり前です。

私なんて、一人目の出産のときは、陣痛時間8時間で初産にしてはまずまずの時間で、しかも分娩時は特に何も問題なく普通に産めています。なので医学的にみれば安産です。

でも自分の中では、そんなこと関係なしに難産としか感じていないです。
もともとヘタレというのもありますが、あの痛みには完全にノックアウトでした。

でも、月日がたつと自然とその当時の痛みって忘れるものなんですよね…。
痛くて死にそうだった(もう死んでしまいたいと思った)ということは覚えてるんですけど、具体的な痛みは思い出せない。

注射の痛みって、割といつでも思い出せますよね?
あの、チクンとする痛み。

でも、お産の痛みって人にもよると思いますが、わりと早い段階で忘れてしまいます。
痛かったけど、あれ? 具体的にはどんな感じの痛みだったけ?

こんな具合に忘れていませんか?

だから二人目も作れるのかもしれないけど、心の奥底の不安感はやっぱり残っています。

私が二人目妊娠できた理由の一つには、やはりこの部分に気付けたこともあるのかな~と思います。

この部分とは、「二人目欲しいって言ってるけど、それって本当?産むのが怖くて本当は嫌なんじゃないの?」ということです。

これに対して何かをしたというわけではないけれど、あまり見ようとしていなかった本音の部分に気付いて意識することで、昇華できたというか、「ああ、自分は怖がっているんだな~、でも二人目欲しいんだね?さあ、どうしよっか?」と自分で問いかけられたときに、怖いものは怖いと置いておいて、自分はもう一人子供が欲しいんだということをはっきり感じることができました。

怖いものをどうにかしようとすると、余計に不安になったり怖くなったりします。

ただそのまま、ああ自分は怖がっているそのことだけを客観的に見れたら少し楽になる瞬間があると思います。それを感じたとき、安心して自分はまた妊娠できる出産できると思えました。

無事に妊娠はしたけれど、出産予定日が近づくにつれてどんどん不安に…。

私は不妊治療で二人目を授かっています。
治療してもすぐにはできず、何度か治療回数を重ねてやっとできました。

→ 二人目不妊で、不妊治療に実質1年半通い、双子を授かりました。

なので、妊娠したときはわーいわーいで手放しで嬉しかったです。
やっとの思いで妊娠できたので、お産の怖さも半分忘れていました。(怖さはあったけど、また見ぬふりしてすごしてました…)

それが、やはりお産が近づいてくるとどんどん不安になってくるもので、産むのがとても憂鬱になっていました。

長女の時は、初めての出産で、お産に対する怖さももちろんあったけれども、その痛みとかは実際味わったこともないので、未知のものに対する不安感はあるけれど、それよりも初めての自分の子に早く会いたいとか、痛いかもしれないけどよーし頑張るゾ!という気持ちのほうが強かったです。(← 実際の痛みをまだ知らないからこんなこと軽~く思えちゃうんだけど…)

でも、今はあの怖さ知ってしまったから。
二人目産むときはそう簡単にポジティブにはなれません…。

そして、出産の数日前には、あのはっきりとは思い出せなかったお産の痛みを、なぜかリアルに思い出しちゃったんです。

お産前は感覚が研ぎ澄まされるのか、体が生む体制に入ってきていてイメージしやすくなっていたのか…。

でも、どんなに怖がってもお産って、もう逃げることできないんですよね。残念なことに。

もう時の流れに身を任せるしかないです。

私がなんとかこの不安をごまかそうとして、考えていたことは、まず、お産は長い人生を思えばその一瞬の出来事にすぎないということ。

痛い時間もそれが永遠に続くわけではない。明日になればこの痛かったお産も過去のことになっていて、月日がたてば具体的な痛みなども忘れてしまう。

苦しいのは今だけ。痛いのは今だけ。
数時間後にはわが子にも会えて、この痛みからも解放されているんだから、だったら大丈夫。今だけ耐えてみよう。。。

もうこれを心の中で繰り返します。

子どもを産んだことがないときは、友達や知り合いが妊娠したと聞けば、ただただ「おめでとう!良かったね!」の一言でしたが、実際に自分も出産を経験してみると、もちろん「おめでとう」には変わりはないけれど、でもそれよりも「産むの頑張って!!」というエールを送る気持ちのほうが強くなりました。

あの痛みを乗り越えて母になるんだから、やっぱり母は強しだな~って思います。

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