今回、双子の一人がB型のインフルエンザに罹ったのですが、最初インフルエンザだとは全く思わなかったんです。
前に長女がA型インフルエンザに罹ったときと、様子が全然違っていて、軽い風邪程度にしか思いませんでした。
インフルエンザのA型とB型では、こんなにも程度の差が違うものなんだ~って、初めて知りました。
実際に看病してみてのA型B型の違いと、ついでにC型についても調べてみました。
インフルエンザA型B型C型の症状の違いについて
A型インフルエンザ
長女が1歳になる直前のまだ0歳の時に、なんとインフルエンザA型に罹ってしまったのですが、熱も40度まで上がって、解熱剤を時間おきに何度も使っても熱も下がらない…という状態が続き、その時は本当に本当に心配しました。
咳、鼻水などの風邪症状と発熱で、ぐったりしていて…
心配で私の母にも来てもらったくらいです。
その後、自分もインフルエンザA型に罹ってしまったのですが、物凄い悪寒戦慄で熱も高熱、とにかく普通の風邪や発熱時のだるさを上回る、具合の悪さでした。
この時の記憶からも、インフルエンザ(A型)とは、かなり重症度の高い病気と認識していました。
インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。
(出典:NID国立感染症研究所)
インフルエンザA型 まとめ
●38~40度の高熱
●普通の風邪以上に強く筋肉痛や関節痛、全身倦怠感、頭痛などを感じる
●呼吸器系の風邪症状
●重症化する場合がある
●流行時期は11月下旬から2月末くらい
B型インフルエンザ
今回双子の一人が罹ったのが、このB型インフルエンザです。
軽めの咳鼻水の風邪症状から始まり、その後38度台の発熱がありましたが、いつもと変わらない感じで双子の相方とも遊び、熱もそれほど高くはなかったのですが、幼稚園もあるので解熱剤を使って、日中は元気に登園していました。
ただ、幼稚園もあることだし、念のため咳止めでももらいに病院に行っておこうと思い、小児科受診しました。
お医者さんから「念のためインフルエンザ検査してもいい?」と言われ、私的には、「こんな症状軽くてインフルなわけないと思うけど… まっ医者が言ってるんだし検査しとくか…」こんなことを心の中で思いながら、検査を受けたらなんと陽性と出て、びっくり。そして、がっくりでした…。
というわけで、入園早々1週間も幼稚園をお休みすることになったのでした。(でも受診しておいて良かった…。危うくみんなにうつしてしまうところだったよ…)
今回、咳、鼻水などの呼吸器系の症状でしたが、B型インフルエンザは、腹痛や下痢などの消化器系の症状が特徴としてあげられるようです。
インフルエンザB型 まとめ
●37~38度台の熱
●腹痛や下痢といった消化器系の症状がでやすい(呼吸器系の風邪症状のこともある)
●A型に比べ、割と症状が軽いので、普通の風邪と間違いやすく、インフルエンザと気づかないために、病気が長引いたり、人にうつす可能性が高くなる
●A型と同じ時期に流行ることもありますが、だいたいA型の流行が収まるころの3月頃に流行ることが多い
インフルエンザC型
インフルエンザC型は、罹ったことがないので、経験的なことはかけないのですが、さらっと調べてみました。
インフルエンザC型 まとめ
●大量の鼻水
●5歳までの幼児に罹るのがほとんど
●1度罹ると(免疫ができると)2度感染しない
●A型B型に比べるとあまり流行らない
近年のインフルエンザのA型B型の流行
インフルエンザといえば主にA型を指していたと思うのですが、近年ではインフルエンザB型が毎年流行するようになり、
ただ「インフルにかかっちゃって…」と話すのではなく、「インフルA型にかかったよ」とか「何型だったの?」と友達や知り合いと話すことが多くなったように思います。
数年前まではB型のインフルエンザは2年に1度の流行だったようです。
それが、今では毎年流行るようになったのだから、A型、B型両方なる危険性もあるわけで、インフルエンザシーズンはやはり毎年しっかりと予防策をとったほうが良さそうですね。。