もうすぐ梅雨の季節到来ですね。
と、いうか、気象庁のホームページを見ると沖縄はもうすでに5月16日に梅雨入りしたそうですね。
昨年より4日早い梅雨明けだったようですが、平年で見ると7日遅い梅雨明けだそうです!
ということは、沖縄は、去年がめちゃくちゃ梅雨入りが遅かったということですね。
子供のいるおうちでは、この時期何をして遊ばせようか、おもちゃや絵本、室内レジャーなど、何かしらの外遊びの代わりを考えておきたいところですね。
では、今日は、外のお天気でもぼんやり眺めながら、こどもと天気についてお話できる絵本をご紹介したいと思います。
色々なお天気が絵と言葉を通して理解できる『エルマーのおてんき』
カラフルなパッチワーク模様の『ぞうのエルマー』に見覚えのある方も多いと思います。
『ぞうのエルマー』はイギリスの作家デビッド・マッキーによる絵本で、20か国以上で出版されています。
絵本だけでなくエルマーのグッズも発売されているので、絵本ではなくそちらで見覚えのある方も多いかもしれません。
今日はエルマー絵本の中の『エルマーのおてんき』という絵本についてご紹介します。
ここまで、コンパクトに、天気全般について、小さな子供にでもわかりやすくまとまっている絵本もないんじゃないかな~って思います。
絵本も小さく、紙も厚いので1~2歳からでも読める赤ちゃん絵本ようなかんじですが、内容は3~4歳でも十分に楽しめます。
見開き1ページを使っ、て天気の一つを取り上げています。
例えばこんな感じ↓↓
そのお天気を表す絵と、簡単なその天気を表現する文字が書かれていて、小さな子でもイメージしやすいです。
このほかに風、くも、きり、雨、そして最後は、晴れで、晴れた日が一番好き!と締めくくられています。
★おもいやりの気持ちも育まれる『とこちゃんのながくつ』
この絵本は長女が大好きで、よく読んだ絵本です。
3歳の双子たちも、これから、きっと、大好きになる絵本だと思っています。
とこちゃんの靴たちは、とこちゃんとお出かけするのが大好きです。
だけど、長靴だけ、雨が降らないので、なかなか出番がありません。
下駄箱の中で、他の靴たちは毎晩、その日、公園に遊びに行ったことなどを楽しそううにお話しています。
その度に長靴は、悲しい気持ちになるのですが、やっと雨が降ってくれて、外に出かけられる日がきました。
雨は何日も続いたので、毎日毎日楽しく過ごし、その間スニーカーたちがお出かけできなくて悲しんでいることにも、もうお構いなし。
だけど、とうとう雨が止んでしまいます。
きゅっと悲しくなります。
「もう、とこちゃんと遊びに行けない…」
でも、とこちゃんは、雨が止んでも、おうちには帰りませんでした。
そのあと、泥んこ遊びをしてくれたのです。
とこちゃんも長くつも十分遊んで、大満足。
最後に、とこちゃんは長靴をきれいに洗ってくれて、お外に干してくれました。
長靴は、十分に気持ちも満たされて、
「明日は、みんなに(スニーカーたちに)晴れだよって教えてあげようね」
というセリフで終わります。
とこちゃんが楽しくお出かけしたり外遊びをする様子から、楽しさを味わえるのと、長靴の気持ちになって、嬉しい気持ちや悲しい気持ちを感じながら、お友達への思いやりの気持ちも育まれるそんな絵本です。
スポンサーリンク
昔ながらの雷様が太鼓を鳴らして雷を落とす!ということがリアルにわかる『カミナリこぞうがふってきた』
この絵本はなんといっても絵がインパクトあります。
絵本の内容としては、それほど難しくはないので、幼稚園児でも全然楽しめますが、主人公が小学生で、小学校なども舞台となっているので、小学生のほうがより楽しめるのかな~といったところです。
こんな感じで雷小僧が、雷とともにドーンと落ちてきました。
このあと主人公の僕の後を雷小僧ずっとついてきます。
家にもついてきましたが、どうやらお母さんや妹の目には見えていないようです。
家では、冷蔵庫を勝手に開けて、ミルクをガブ飲みするし、小学校にもついてきては、太鼓をドーンと一打ちして、みんなの頭をこんなにしちゃったりで…
これは、なんとかして、この雷小僧をおうちに返してあげなければと、図書室で、雷小僧のおうちを探し、一本杉の上に雷小僧のおうちがあるということがわかります。
そこから小僧と一緒に一本杉のところへ行き、カミナリ小僧のお父さんに会ってきます。
そして、一緒に雷を落とすお手伝いをするのですが、自分のお友達の上にわざと雷を落として叱られたりもして(叱っているのはカミナリ小僧のお父さん)
絵がかなり迫力があって引き込まれます。
絵がはっきりとして見やすいので、学校での絵本の読み聞かせでも楽しめそうな絵本です。