お外もだいぶポカポカしてきて春めいてきました。
お出かけが楽しくなる季節になりますね。
まだ外の世界をあまり知らない赤ちゃんには、これからどんどん外の世界に飛び出して楽しんでもらいたいですね♪
でも、その前に絵本を読んでウォーミングアップ。
ぽかぽか温かなおひさまを感じてお散歩して欲しいので『おひさま あはは』。
まだあまり履きなれていない靴と仲良くなってほしいので『くつくつ あるけ』。
そして、たぶん一番多く目にするであろう虫「ありさん」。ありさんを観察しながら公園探検できる『ありさんぽつぽつ』の3冊をご紹介します。
笑顔はいいね!温かい気持ちになれる『おひさまあはは』
おひさまから始まり、外にいる木、小鳥、花、子犬たちもみんな「あはは」と笑います。だけど、ぼくだけなぜかご機嫌ななめ。だけど、お母さんに抱っこしてもらって、ぼくも「あはは」おかあさんも「あはは」になりました。
というお話です。
たとえ絵であっても笑顔の力はすごいです。読んでいる(見ている)側も自然と笑顔になって温かい気持ちになります。
春の温かな日には、「今日は、おひさまが出ていて暖かいね」とか「おひさまぽかぽかいい天気だね」なんて言葉がでてくると思いますが、この絵本を読んでいたら小さな子供にもおひさまのイメージができて、すぐに思い出せると思います。
これで歩くイメージはばっちり『くつくつあるけ』
出てくるのはくつだけです。
くつだけが、歩いたり、ぴょんぴょんとんだり、転んだりします。
くつだけでもしっかり動きが伝わってきます。くつのみだからこそ、このくつの動きがはっきりと伝わってくるのかもしれません。
くつのみで、地味な絵本ですが、うちの子供たちはかなり食いついた絵本です。くつを履いてみたい。くつ履いて歩いてみたい。そんな気持ちにさせてくれる絵本です。
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虫も怖くないよ。外に遊びに行きたくなる『ありさんぽつぽつ』
子ども二人が、見つけたありと一緒に公園をお散歩します。
すべり台を通り、鉄棒を通り、お山を登り、お砂場、水飲み場、お花畑をお散歩します…。そして最後、ありさんは自分のおうち(ありの巣)に帰ってばいばいしました。
というお話です。
これ1冊で、公園の中を探検できてしまいます。
そして、この絵本を読むと、ありにものすごく興味を示すようになりました。しゃがんで飽きずにありを観察したり、ありの後をついていったり。
小さいものへの観察力が増したように思います。
言葉のリズムも良く、子どもの大好きな公園の遊具が1ページにつき一つづつ描かれているので、小さな子の心を捉える絵本だと思います。
1歳くらいの子でも、絵本の内容をすぐに現実の世界の中でも自ら見つけ出します。そして、絵本の中で学んでいる分、積極的にそれらに関心をしめしたり関わりを持とうとします。
絵本の力は絶大だなって思います。
この3冊の絵本は、3歳になった今でも楽しく読んでいる絵本です。